子どもが嘘をつくのは自立のサイン?小学生の嘘がなくなる方法を徹底解説

「宿題やったの?」と聞いたら「やった!」と言うのに、後からカバンを見たら手つかずのプリントが……。
そんな子どもの「見え見えの嘘」に、ついイライラして怒鳴ってしまい、後から自己嫌悪に陥ることはありませんか?
「このままだと嘘つきな大人になってしまうかも」と、不安になりますよね。
でも、安心してください。
この記事では、アドラー心理学の視点を取り入れ、子どもが嘘をつく本当の理由と、ママが感情的にならずに信頼関係を深めるための「2つのステップ」について、我が家の体験談を交えてご紹介します。
- なぜ子供は嘘をつくのか?
- 【親子関係が良くなる】嘘をつかれた時の関わり方
- 関わる時の注意点

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1. なぜ子どもは嘘をつくの?アドラー心理学で見る「嘘の目的」

子どもが嘘をついた時、私たちはつい「なんで嘘をつくの!」と原因を責めてしまいがちです。
しかし、アドラー心理学では「目的論」といって、「人はみな、何かしらの目的があってその行動をしている」と考えます。
小学生が嘘をつく時、そこには必ず子どもなりの「隠された目的」があります。
- ママに叱られたくない(自分を守るため)
- 早くゲームがしたい・遊びたい(今の状況を楽にするため)
- ママをがっかりさせたくない(ママのことが大好きだからこそ)
まずは「嘘をつく=悪い子」と決めつけるのではなく、「この子はどんな目的があって嘘をついたのかな?」と一歩引いて観察してみることが、イライラを抑える第一歩になります。
2. 嘘をつかれた時の「解決策が見つかる」2ステップ対応

嘘が発覚した瞬間は、ママも人間ですからカチンときますよね。
でも、そこで問い詰めたり白状させようとするのは逆効果です。

お互いの心が落ち着いている時に、次のシンプルな2つのステップで関わってみてください。
①嘘をついた「目的」を聞く
②その目的に近づくためにどうすればいいか「解決策」を考える

ここから詳しく解説していきます
ステップ1:嘘をついた「目的」を聞く
ママが怒らないと分かると、子どもは「早くゲームがしたかった」「難しくてやりたくなかった」と、嘘の裏にある本当の目的を話してくれるようになります。
ステップ2:その目的に近づくためにどうすればいいか解決策を考える
「ゲームを早く始めるための作戦」や「難しさを解決する工夫」など、具体的な解決策(アクション)を親子で探っていくステップです。
3. 【体験談】我が家の「公文やったよ」の嘘が消えた!解決策


ちょっと、我が家の長男のお話をさせてください。
ある時、長男が「公文やったよ!」と言いました。
怪しいな…と思い、後で確認すると、なんと5日分もの手つかずのプリントが束になって出てきたのです……!
最初は私も「お金を払っているのに!」「なんで嘘をつくの!」と激怒し、きつい言葉をぶつけてしまっていました。
しかし、それでは何も解決しないと気づき、お互いの心が落ち着いている時に、この2ステップを試してみたのです。
① 嘘をついた「目的」を聞いてみる
- 私:「今回、なんで嘘をついちゃったの?」
- 長男:「本当は早くゲームがしたかったんだ。週末にまとめてやる予定だった……」
長男の口から「早くゲームがしたい」という本当の目的が出てきました。
この時、やっぱりなぁと感じて少しイラッとしていました。
しかし、子供からしたらゲームがしたいよな、勉強なんかせずに、私も小さいころそうだったなと思い直してみました。するとイライラが少しずつ減っていったように感じます。
ここで、改めて相手の立場に立って物事をみることが大切だなと感じました。そうでないと、この目的を批判し、さらに子供は嘘をつくようになったと思います。
自分のやることなすことに否定してくる人に話をしようなんて思いませんよね…😭
② その目的に近づくための「解決策」を考える
目的が分かったので、次は「どうすれば早くゲームができる状態を作れるか」の作戦会議です。
よく話を聞くと、「内容が難しくて30分以上かかるから嫌になって後回しにしていた」という原因も見えてきました。
- 私:「そっか、早くゲームがしたかったんだね。じゃあ、サクッと15分くらいで終わらせて早くゲームをするために、どうすればいいか作戦を考えない?」
- 長男:「うーん……(悩む)」
- 私:「公文の先生に、もう少しサクサク解けるレベルに下げてもらうようにお願いしてみるのはどう?」
- 長男:「それなら15分で終わるから、すぐゲームができる!そうしたい!」
「早くゲームがしたい」という長男の目的を叶えるために、「公文のレベルを下げてもらう」という具体的な解決策にたどり着きました。

先生に相談してレベルを調整してもらったところ、今では嘘をつくこともなく、サクッと終わらせてから楽しそうにゲームをしています。

4. ママの気持ちを伝える「アイメッセージ」の魔法

子どもの本音を聞いた後は、ママの気持ちも伝えることが大切です。
- ユー(あなた)メッセージ:「あなたはなんでいつも嘘をつくの!」(相手を責める)
- アイ(私)メッセージ:「嘘をつかれると、ママは信じてもらえていない気がして悲しいな。正直に言ってもらえると安心するよ」
ママ自身を主語にして「悲しい」「安心する」という素直な気持ちを伝えてあげると、子どもは相手の気持ちを理解できるようになり、「自分のためだけの嘘」が少しずつ減っていきます。
アイメッセージの詳しい使い方はこちら👇

5. 注意点:話し合いは必ず「お互いの心が落ち着いている時」に

この対応をする上で、最も重要なルールがあります。
お互いにイライラしている最中に話し合おうとしても、100%喧嘩になってしまいます。 夫婦関係でも同じですよね。
「なんでやってないの!」「だってこうじゃん!」と言い合いになり、話し合い自体が成立しません。
お互いに「夜、落ち着いた時間」や「おやつを食べてほっとしている時」を狙って、リラックスした状態で向き合ってみてくださいね。
イライラが抑えられない人はこちらを一読してみて👇


どんな時も冷静な気持ちで話し合いをしていきたいですね!
子どもの嘘は「親子関係を深めるチャンス」に変えられる

子どもが嘘をつかなくなることがゴールではありません。
この話し合いができるようになると、子どもは「自分で考える力(思考力)」がぐんぐん育ちます。 さらに、ママが話をしっかり聞いてくれることで、「ママは僕の味方なんだ」という安心感が生まれ、自立する力が育っていくのです。
子育ては、まるで「仮説と検証」の実験のようなものです。
「こうすればうまくいくかな?」と仮説を立ててやってみて、どうだったかを検証する。
その繰り返しです。
最初は上手くいかずに、つい怒ってしまう日があっても大丈夫(私も何回も失敗してきました!)
親子関係はいつからでもやり直せます。
子どもが悪いことをした時には、「正さなきゃ」ではなく、「一緒に課題を解決する」をぜひ試してみてくださいね😊

